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日立ミドルウェア製品使用上の注意事項

日立製作所 ITプラットフォーム事業本部から提供のオープンミドルウェア製品使用上の重要な注意事項をお知らせします。
 
【HWS14-010】


JP1/秘文 IFでUSB接続の有線LANの使用を禁止する方法について

ご使用いただいているJP1/秘文において、次に示すお知らせがあります。ご確認くださいますようお願いします。

[略称説明]
本資料では、次のとおり略称を使用しています。
製品名 略称
JP1/秘文 Advanced Edition サーバ

JP1/秘文 サーバ

JP1/秘文 Advanced Edition Information Fortress

JP1/秘文 IF


1.お知らせ

有線LANは、JP1/秘文 IFがJP1/秘文 サーバに接続するために必要な最低限のインターフェースであることから、JP1/秘文 IFのデバイス使用可否制御の対象にはしていませんでした。しかし、USB接続のデバイス経由で有線LAN接続ができるデバイス(※1)が市場で入手可能になっていることから、このデバイスを制御する必要性が生じてきました。

※1 Windowsが有線LANとして認識するUSB接続機器の例には次があります。
・USB接続の有線LANアダプタ
・一部のスマートフォンをUSB接続しテザリング機能を使用する場合
・一部のUSB接続モバイルルーター
・ネットワーク共有機能を持つUSBリンクケーブル

この対策として、「3.対策バージョン」に示すJP1/秘文 IFのバージョンで、以下のとおり、Windowsが有線LANと認識するUSB接続機器の使用を禁止する機能およびオプションを追加しました。デバイス使用可否制御を利用していて、Windowsが有線LANと認識するUSB接続機器の使用を禁止したい場合は、「3.対策バージョン」に示すバージョンへのアップグレードをお願いします。

<JP1/秘文10-50以降のバージョンの場合>
デバイス使用可否制御のデバイス種別に「有線LAN(USB接続)」を追加し、管理サーバで制御できるようにしました。詳細は、マニュアルを参照してください。

<JP1/秘文 10-50より前のバージョンの場合>
「デバイス使用可否制御でのUSB接続の有線LAN使用禁止オプション」を追加しました。詳細は、製品付属の取扱説明書「デバイス使用可否制御でのUSB接続の有線LAN使用禁止オプション」を参照してください。

2.対象製品一覧

適用OS 形名 製品名 バージョン

Windows

R-1543H-84 JP1/秘文 Advanced Edition Information Fortress 10-10〜10-10-/A
10-10-SA
10-00〜10-00-/E
10-00-SA〜10-00-SE
R-1543H-83 09-00以降

3.対策バージョン

適用OS 形名 製品名 バージョン

Windows

R-1543H-84 JP1/秘文 Advanced Edition Information Fortress 10-10-SF
(2015年3月13日出荷予定)
10-10-/B
(2014年12月8日出荷済み)
10-10-SB
(2014年11月28日出荷済み)
10-50
(2015年2月27日出荷済み)



更新履歴:

  • 2015/02/27:JP1/秘文 10-50のリリースにより改訂しました。
  • 2014/12/08:3.対策バージョンの内容を更新しました。
  • 2014/11/28:新規作成および発信しました。

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