| 2014/08/08 更新   OpenSSLの脆弱性(CVE-2014-0160)によるストレージ製品への影響について
1.現象
 OpenSSLのHeartBeatに関する脆弱性CVE-2014-0160により、SVPのメモリ内容が不当に外部から取得できるようになります。
 該当製品は次のとおりです。
 
 
  (VSP) Hitachi Virtual Storage Platform(HUS VM) Hitachi Unified Storage VM 
 2.発生条件
 
 次を実施している場合、本現象が発生します。
 
 
  SVP(Service Processer )にApache2.2.24(OpenSSL:1.0.1e)を適用している 但し、デフォルトではApache2.2.10(OpenSSL0.9.8o)を使用していますので、影響はありません。
 お客様要求によりApache2.2.24(OpenSSL:1.0.1e)へのアップデート指示が出されている場合だけ該当となります。
 (弊社側よりアップデート指示は出しておりません)
 
 
 3.回避方法
 
 SVPのApacheをApache2.2.10(OpenSSL0.9.8o)にダウングレードする必要がありますので、日立ソリューションサポートセンタに連絡してください。
 
 
 4.対象製品
 
 
                  表1.対象製品
                  
                    | 製品名 | 形名 | バージョン |  
                    | (VSP) Hitachi Virtual Storage Platform
 | A-65AC-CBX H-65AC-CBX
 | 次のバージョン以降が対象※1 DKCMAIN:70-06-01-00/00
 SVP:70-06-01/00-00
 OSS:70-06-00/00
 |  
                    | (HUS VM) Hitachi Unified Storage VM
 | HT-40SA | 次のバージョン以降が対象※1 DKCMAIN:73-03-01-00/00
 SVP:73-03-01/00-00
 OSS:73-03-00/00
 
 |  ※1:デフォルトのApache2.2.10(OpenSSL0.9.8o)の場合は非該当
 
 5.対策方法
 
 Apache 2.2.24に同梱されているOpanSSLを1.0.1gにアップグレードします。
 2014年 5月8日より対策版マイクロのリリースを開始しました。
 
 
 6.問い合わせ先
 
 各製品のサポート契約をご確認の上、日立ソリューションサポートセンタ のサポート窓口にお問い合わせください。
 
 
 
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