2014/05/30 更新
Sun JavaTM System製品および、後継のOracle(R) 製品使用環境でのJava 7 Update 51のセキュリティに関する仕様変更の影響について
1.現象
Sun Java System(Oracle iPlanet) Web Serverまたは、Oracle iPlanet Web Proxy Server (Oracle Web Tierに同梱される製品) の管理サーバインターフェースのアクセス制御設定画面で、Javaのアプリケーション・エラーダイアログが表示され、画面が正しく表示できず、アクセス制御設定の操作ができません。
2.発生条件
次の条件にすべて該当する場合に発生します。
- 次のどちらかの製品を使用している(詳細は「4.対象製品」を参照ください)。
- Sun Java System(Oracle iPlanet) Web Server 6.1x
- Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.15
- Java 7 Update 51以降が適用されたOS環境でWebブラウザを使用して1.の製品の管理サーバインターフェースにアクセスし、アクセス制御設定画面を開く。
3.回避方法
Webブラウザを起動するJava 7 Update 51以降が適用されたOS環境上で、次の操作を実施し、Java セキュリティ設定にある例外サイト・リストに管理サーバの URL を追加することで事象を回避してください。
- [コントロール パネル]から[Java]を選択し、[Javaコントロール・パネル]画面を表示する。
- [Javaコントロール・パネル]の[セキュリティ]タブで、[サイト・リストの編集(S)]ボタンを押し、[例外サイト・リスト]画面を表示する。
- [例外サイト・リスト]画面で[追加(A)]ボタンを押し、管理サーバの URLを入力した後、[OK]ボタンを押す。
管理サーバの URL は次のとおり。
http://<管理サーバのホスト名>:<管理サーバのポート番号>/
- [Javaコントロール・パネル]の[OK]ボタンを押す。
- Web ブラウザを起動し、管理サーバにアクセスする。
- 管理サーバアクセス時にセキュリティ警告が表示された場合は、[実行(R)]を押す。
4.対象製品
表1.対象製品
適用OS |
製品名 |
形名 |
バージョン |
HP-UX |
Sun Java System(Oracle iPlanet) Web Server 6.1※1 |
RT-1V13-261MH |
全バージョン |
RT-1V13-261H&VW |
RT-1V13-261MHU |
Solaris |
Sun Java System(Oracle iPlanet) Web Server 6.1※1 |
RT-1V13-261M |
全バージョン |
RT-1V13-261S&VW |
RT-1V13-261MSU |
Oracle Web Tier※2
- Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.15
|
RT-1V13-7700MS |
07-09 |
RT-1V13-7700MSU |
07-10 |
Windows |
Sun Java System(Oracle iPlanet) Web Server 6.1※1 |
RT-1V13-261M |
全バージョン |
RT-1V13-261W&VW |
RT-1V13-261MWU |
Oracle Web Tier※2
- Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.15
|
RT-1V13-7700MW |
07-09 |
RT-1V13-7700MWU |
07-10 |
※1 Web Server 6.1のすべての SP(サービスパック)も対象です。
※2 Oracle Web Tier に同梱される Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.15が対象です。
また、「形名」「バージョン」欄は Oracle Web Tier の形名・バージョンを記載しています。
5.問い合わせ先
ご不明な点があれば、Sun Java System 製品のサポート窓口にお問い合わせください。
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