2009/05/01 更新
シマンテック社製ウイルス対策製品によるJP1/秘文モジュールのウイルス誤検知に関するお知らせ
JP1/秘文において、Symantec AntiVirus Corporate Edition 9/10およびSymantec Endpoint Protection 11により、ウイルスと誤検知されたというご報告がございます。
1.現象
JP1/秘文で使用するモジュール(acdevcon.dmyおよびacdevmng.dmy)が「Hacktool.Rootkit」として検知(※1)され、インストール失敗等が発生します。
駆除されることにより運用に影響があるのは、サーバおよびクライアントへのインストール時と、クライアントインストール媒体作成時です。これ以外の運用には影響ありません。
※1:ウイルススキャン定義ファイル2009/4/29 rev.3にて現象の発生を確認しております。
2.対象製品一覧
適用OS |
製品形名 |
製品名 |
バージョン |
Windows 2000 Server Windows Server 2003 Windows Server 2008 |
R-1543H-12 |
JP1/秘文 Advanced Edition サーバ |
08-01以降 |
Windows 2000 Server Windows Server 2003 |
R-1543H-11 |
JP1/秘文 Advanced Edition サーバ |
07-51以降 |
Windows 2000 Server Windows Server 2003 Windows Server 2008 |
R-1543H-22 |
JP1/秘文 Advanced Edition 管理サーバ |
08-01以降 |
Windows 2000 Server Windows Server 2003 |
R-1543H-21 |
JP1/秘文 Advanced Edition 管理サーバ |
07-51以降 |
Windows 2000 Windows XP Windows Vista |
R-1543H-72 |
JP1/秘文 Advanced Edition Information Cypher |
08-01以降 |
Windows 2000 Windows XP |
R-1543H-71 |
JP1/秘文 Advanced Edition Information Cypher |
07-51以降 |
Windows 2000 Windows XP Windows Vista |
R-1543H-82 |
JP1/秘文 Advanced Edition Information Fortress |
08-01以降 |
Windows 2000 Windows XP |
R-1543H-81 |
JP1/秘文 Advanced Edition Information Fortress |
07-51以降 |
3.対策方法
シマンテック社のウイルススキャン定義ファイル2009/4/30 rev.18にて現象が発生しないことを確認しました。
すでにウイルススキャン定義ファイル2009/4/29 rev.3での誤検知で駆除されている場合は、ウイルススキャン定義ファイルが2009/4/30 rev.18以降になっていることを確認し、以下の方法で回復してください。
- 管理サーバのインストールフォルダ内のファイルが駆除された場合
JP1/秘文のインストールCDから管理サーバを上書きインストールします。
- 駆除された管理サーバでクライアントのインストール媒体を作成していた場合
上記「1.」の回復を行った後でインストール媒体を再作成します。
- 作成済みのインストール媒体内のファイルが駆除された場合
インストール媒体を再作成します。なお、管理サーバ上で作成するときは、上記「1.」の回復を行った後で実施してください。
- クライアントPC上にあるインストール媒体内のファイルが駆除された場合
クライアントPCの運用には影響がないため、インストール媒体を削除してください。なお、クライアントへの再インストールが必要な場合は、上記「3.」で再作成したインストール媒体で実施してください。
-以上-
|