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日立ミドルウェア製品使用上の注意事項

日立製作所 ITプラットフォーム事業本部から提供のオープンミドルウェア製品使用上の重要な注意事項をお知らせします。
 
【HWS09-003】


2012/12/26 更新

JP1/秘文とSymantec Endpoint Protection 11.0 MR2MP1以降を同居させた環境において、JP1/秘文で暗号化したファイルを開けない問題について 【回避方法、対象製品一覧更新】

ご使用いただいておりますJP1/秘文において、下記に示す問題が判明しています。内容をご確認の上、対応いただきますようお願いします。


1. 現象

 JP1/秘文とSymantec Endpoint Protection 11.0 MR2MP1以降を同居させた環境において、JP1/秘文で暗号化しているMicrosoft Office文書を開くと、ファイルが破損していると表示されて文書を開くことができない。この現象が発生すると、コンピュータを再起動するまで文書は破損したように見える。また、Microsoft Office文書以外のファイルでも同様の事象が発生する。


2. 発生条件

 次の条件が重なった場合に発生することを確認しています。

(1) 4.対象製品一覧に示す製品のいずれかをインストールしている。
(2) 下記のいずれかのシマンテック社製品をインストールしている。
  • Symantec Endpoint Protection 11.0 MR2MP1以降
(3) 以下のいずれかに保存されている暗号化ファイルを開く。
  • インストール時に暗号化したドライブ
  • 秘文フォーマット済みのドライブまたはリムーバブルメディア
  • 共有機密フォルダ

3.回避方法

 回避方法については、シマンテック社がKnowledge Baseで公開している文書「文章番号(ID):TECH123963」を参照してください。

文書「文章番号(ID):TECH123963」は、2012年11月22日現在、以下のURLで公開されています。
 http://www.symantec.com/business/support/index?page=content&id=TECH123963&locale=ja_JP



4.対象製品一覧

適用OS 形名 製品名 バージョン

Windows

R-1543H-74 JP1/秘文 Advanced Edition Information Cypher

10-00以降

R-1543H-73

09-00以降

R-1543H-72

08-01以降

R-1543H-71

07-00以降

R-1543H-84 JP1/秘文 Advanced Edition Information Fortress

10-00以降

R-1543H-83

09-00以降

R-1543H-82

08-01以降

R-1543H-81

07-00以降



更新履歴:

  • 2012/12/26:「回避方法」、「対象製品一覧」を更新しました。
  • 2010/07/09:「回避方法」、「対象製品一覧」を更新しました。
  • 2010/03/01:タイトルを変更し、「現象」、「発生条件」、「回避方法」、「対象製品一覧」を更新しました。
  • 2009/05/20:「回避方法」を更新しました。
  • 2009/03/13:新規作成および発信しました。

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