2007.04.27 更新
Windowsの更新プログラム[KB924191]適用環境においてEUR Form帳票内のスクリプトからMicrosoft XMLコアサービスを利用するとエラーになる問題
1. 現象
マイクロソフト社が2006年10月に発行したWindowsの更新プログラム[KB924191]を適用したPCで、EUR Form帳票内のスクリプトからMicrosoft XMLコアサービスを使用したとき、通信処理が失敗する場合があります。
[KB924191]に関してマイクロソフト社から公開されている情報は、下記URLを参照してください。
http://support.microsoft.com/kb/924191/ja/
2. 発生条件
現在確認されている条件は下記のとおりです。これらの条件がすべて重なった場合に発生します。
(1) |
Windowsの更新プログラム[KB924191]を適用している。 |
(2) |
EUR Form帳票内の埋め込みスクリプトで、XMLHTTPオブジェクトを使用した通信処理を行なっている。 |
(3) |
バージョンが05-05〜05-09のEUR Form Clientを利用している。 |
(4) |
EUR Form帳票のフォーマットバージョンが05-05以降である。 |
3. 対策方法
EUR Form Client 05-10(注1)で対応しましたので、バージョンアップをお願いいたします。
なお、対応に当たっては、運用および操作面での変更がありますので、詳細は製品に同梱のドキュメントをご参照ください。
(注1) |
4.対象製品一覧に示した各製品の対策版(バージョン 05-10)に同梱されております。 バージョンアップ方法等の詳細は、EUR Form Client 05-10の添付ドキュメントをご参照ください。 |
4.対象製品一覧
以下の製品に同梱されたWindows版 EUR Form Clientが対象となります。
適用OS |
形名 |
製品名 |
バージョン |
Windows 2000 Server, Windows Server 2003 |
P-24D2-4114 |
EUR Form Service |
05-05〜 05-09 |
P-24D2-6114 |
uCosminexus EUR Form Service |
HP-UX11i |
P-1BD2-4111 |
EUR Form Service |
Red Hat Enterprise Linux |
P-9SD2-4111 |
EUR Form Service |
P-9SD2-6111 |
uCosminexus EUR Form Service |
|