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2013/12/26 更新
JP1/PFM - Agent for VMおよびJP1/PFM - RM for VMでVMwareのパッチ適用やアップデートにより、監視できなくなる場合の注意事項について
ご使用いただいているJP1/PFM - Agent for VM、JP1/PFM - RM for VMにおきまして、次に示す注意事項があります。
［略称説明］
本資料では、次のとおり略称を使用しています。
| 製品名 |
略称 |
| JP1/Performance Management |
JP1/PFM |
| JP1/Performance Management - Agent for Virtual Machine |
JP1/PFM - Agent for VM |
JP1/PFM - VM |
| JP1/Performance Management - Remote Monitor for Virtual Machine |
JP1/PFM - RM for VM |
１. 注意事項
VMware製品にパッチを適用すると次に示す現象が発生します。
(１)対象のVMware製品とパッチ
- VMware ESXi 5.5
- VMware ESXi 5.1 ＋ ESXi510-201310001
- VMware ESXi 5.0 ＋ ESXi500-201308001※1
- VMware ESXi 4.1 ＋ ESXi410-201312001
- VMware ESX 4.1 ＋ ESX410-201312001
※1 ESXi500-201308001は、VMware ESXi 5.0 Update 3にも含まれます。
(２)現象
VMware製品に対して、HTTP接続による監視を実行すると、PDレコードを除く、すべてのパフォーマンス情報が取得できません。
２. 発生条件
次の条件のすべてに該当する場合に、本現象が発生します。
- 「表１．対象製品一覧」に示す対象製品と対象バージョンを監視している
- 対象製品との接続プロトコルとして HTTP を使用している
- JP1/PFM - Agent for VMの場合
インスタンス情報のSecurityに0を指定して監視している
- JP1/PFM - RM for VMの場合
監視対象の設定のSecurityに0を指定して監視している
表１.対象製品一覧
| 項番 |
対象製品 |
対象バージョン |
| 適用パッチ |
リリース日 |
ビルド番号※2 |
| 1 |
VMware vSphere ESXi 5.5 |
なし |
2013/09/22 |
全ビルド |
| 2 |
VMware vSphere ESXi 5.1 |
ESXi510-201310001 以降 |
2013/10/17 |
1312873 以降 |
| 3 |
VMware vSphere ESXi 5.0 |
ESXi500-201308001 以降 |
2013/08/29 |
1254542 以降 |
| 4 |
VMware ESX 4.1 |
ESX410-201312001 以降 |
2013/12/05 |
1363503 以降 |
| 5 |
VMware ESXi 4.1 |
ESXi410-201312001 以降 |
2013/12/05 |
1363503 以降 |
※2同一製品(ESXi 5.5系なら5.5系)で、ビルド番号が大きい方が新しいパッチとなります。
なお、VMware ESX/ESXi 4.0の今後のリリースについては2013/12/26時点で未確定ですが、今後のリリースで製品仕様が変更される可能性があります。
３. 回避方法
HTTPプロトコルによる接続で、パフォーマンス情報を取得できる回避策はありません。
接続プロトコルには、HTTPではなくHTTPSを使用してください。
接続プロトコルをHTTPSに変更するには、以下に示す(1)と(2)を実施してください。
(1) VMware ESX側で、/sdkに対してHTTPS接続を許可するようセキュリティ設定を変更してください。
設定方法の詳細は VMware ESX側のドキュメントでご確認ください。
(2)JP1/PFM - VMの監視対象の設定、またはインスタンスの設定で、Securityに1を指定してください。この指定により接続プロトコルがHTTPSになります。
JP1/PFM - VMで、接続プロトコルを変更する方法は、次のマニュアルを参照ください。
JP1/Performance Management - Remote Monitor for Virtual Machine 解説・文法書 3021-3-050
第2 編 構築・運用編
2 インストールとセットアップ
2.1 インストールとセットアップ
2.1.4 PFM - RM for Virtual Machine のセットアップ手順
(4)監視対象の設定
JP1/Performance Management - Agent Option for Virtual Machine 解説・文法書 3021-3-R50-21
第2 編 構築・運用編
2 インストールとセットアップ
2.1 インストールとセットアップ
2.1.4 PFM - Agent for Virtual Machine のセットアップ手順
(3)インスタンス環境の設定
なお、VMware製品のSSL証明書を信頼できるルート証明機関が発行したSSL証明書に置き換えが必要です。
SSL証明書の入れ替えについては、お客様にて実施してください。
４. 対象製品一覧
表２.JP1/PFM - RM for VMの10-XXの対象製品
| 適用OS |
形名 |
製品名 |
バージョン |
Windows2003 (x86/x64版)
Windows2008 (x86/x64版) |
P-2W2C-GVA4 |
JP1/Performance Management - Remote Monitor for Virtual Machine |
10-00以降 |
表３.JP1/PFM - Agent for VM 09-XXの対象製品
| 適用OS |
形名 |
製品名 |
バージョン |
| Windows2003 (x86/x64版) |
P-242C-AV94 |
JP1/Performance Management - Agent for Virtual Machine |
09-01以降 |
| Windows2008 (x86/x64版) |
P-2A2C-AV94 |
| Windows2003 (x86/x64版) |
P-242C-AV94 |
JP1/Performance Management - Agent for Virtual Machine |
09-00以降 |
５．問い合わせ先
製品のサポート窓口にお問い合わせください。
更新履歴：
- 2013/12/26：最新情報に更新しました。。
- 2013/12/20：新規作成および発信しました。
- 当ホームページに記載されている製品には、他社開発製品が含まれています。これらの情報については他社から提供、または公開された情報を基にしています。弊社では、情報の正確性および完全性について注意を払っていますが、開発元の状況変化に伴い、当ホームページの記載内容に変更が生じることがあります。
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